一目惚れ

去年の冬。

久々に電車に乗った時のこと。

席が空き座ると、左斜め前にお洒落な女性が立っていました。

一瞬にして女性の手にかけられた鞄に私の目と心は奪われました。

私は不躾な視線を送りました。

どこの鞄?
どこで買える?

オーロラに輝くレジ袋のような鞄。


鞄に穴が開くのではないかというほど凝視し、情報を得ようと必死でした。

得られた情報ですぐ検索しましたが、なかなか出てこず、思い切って話しかけてみようかとも思いましたが、その女性は携帯を真剣に扱われてたので、お仕事かな?と思い話しかけるのはやめました。


女性は先に降車し、私はまだしつこく検索。


鞄ではありませんが同じロゴのデザインラボのホームページを見つけました!

Instagramも見つけ、InstagramのDMから連絡してみました。
更新もあまりされてなかったので、気づかないかもしれないな…とあまり期待はせずに。


年が明け、ひと月ほど経った頃、突然返信がやってきました。

販売されてるものではなく、デザイナーが個人的に作ったもので、お洒落な女性はデザイナーご本人だったというのです。
販売を検討されてたようで、良ければ販売前に作ってくれるというのです。

買えると思っていなかったので、大興奮!

色違いもあるとのことだったので、厚かましくそちらもお願いしました。



DMのやり取りでもとても親切で、お気遣いくださる方でした。
私の不躾な視線を謝罪しましたら全く気づいておられず、ホッと胸を撫で下ろしました。

知らない方にDMなど普段しないタイプなのですが、いても経ってもいられず、コンタクトを図りました。
この執着心は少し恥ずかしい気もしますが、あの時、必死に探し、勇気を出して連絡してよかったと心から思っています。


私の友人たちは既にこの鞄を狙っております。
面白いのは、わたしが持っていると、挨拶の後にすぐ

その鞄なに?!可愛い!!!

というのです。

私が電車で見つけた感覚と一緒だと思います。


声を発しながら言葉を交わした事がなかったのですが、この前稽古に来てくださいました!

大感動です。




オンラインサイトが出来あがったようです。

https://wish-u-re-here.stores.jp
まだまだ、更新されていくようです。
引き続き要チェキラです。(死語?!)
写真がうまく撮れてないので、サイトで是非見てみてください!


愛する人の食事を作るために今日も私はスーパーに行って食材を選ぶ。
でもその愛する人が頭痛の種なの。
という愛と少しの毒のストーリーの鞄です。
(⚠️少し誇張してるかもしれません。悪しからず。)




Sobae

大阪と東京と葉山で 中国茶・台湾茶の教室をしています。

0コメント

  • 1000 / 1000