クラヴィコードとサックスと茶と
内田輝さんの神代杉を使ったクラヴィコードと清水寺の舞台の板を使ったクラヴィコードとソプラノサックスの演奏会と茶、無事に終了いたしました。
二つのクラヴィコードの音の違い、はっきりと分かりました。
優劣をつける事は致しません。
どちらも素敵でした。
音を聴きに行こうとしないで…
よく内田さんがいう言葉。
そのように聞いた方が、クラヴィコードは心地よいと私も思います。
雨の音や風の音
湯が沸く音と湯を注ぐ音。
そういう自然な音と同じ気配がします。
そこに在る音をそのままうけとめる。
それだけで心地よいというのが不思議。
今回、演奏の合間に内田さんはたくさんお話ししてくださいました。(小さい声だけどw)
笑いまでとっていました。
トークの腕あげた気がします…
内田さんの声と同じように、クラヴィコードの音も小さいので、演奏中はエアコンを消す可能性があるかも…と前日に。
寒い日になりそうでしたので、急遽すぐに温めるであろうお茶に変更。
スパイスや果実をたくさん使ったSobae的クリスマスティー。
始まりの茶は腑まで落ち、緊張を呼ばず、じわじわ温まるお茶を。
小さい音を聞く時、集中し力が入りますので、和らげるような茶を意識しました。
内田さんのCDも数枚持っていて、稽古でもよく流すほどお気に入りなのですが、やはりLiveなんです。
体験、体感しないとお伝えできないこの気持ち。
体験するっていいな。
体験しかないな。
って内田さんの演奏を聞くとそう思います。
そして、私もそんなお茶を淹れたいなと毎回思います。
お越しくださった方々、寒い中ありがとうございました。
年の瀬の忙しい時でしたが、来る年に向けて何か整えれたのではないでしょうか?
演奏会の終わった後の皆さんのお顔を拝見しているとそんな気がしました。
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